拳勝館茅ヶ崎支部(小澤希好支部長)に所属する古屋愛月(あき)さん(6年生)と愛杏(あん)さん(1年生)が、8月8日から10日に行われた「第24回全日本少年少女空手道選手権大会」に出場し、愛月さんが6年生女子組手の部で準優勝、愛杏さんが1年生女子組手の部で優勝した。また父の一樹さんもマスターズ関東地区競技会の40歳から45歳の男子組手の部で優勝し、一家で結果を残した。
5年前のリベンジ
「一番の山場は準々決勝だった」と愛月さん。1年生の全国大会で敗戦した因縁の相手との一戦は、試合開始から3連続で点を取られる展開に。しかし冷静に技を決めて4点追い上げ、最後は上段蹴りで勝利を収めた。その勢いのまま勝ち進んだが、決勝戦は大阪の選手に5対1で敗戦。「悔しいけれど、やりきった。次は絶対優勝する」と意気込んだ。
負けず嫌いで頂点
3歳から空手を始めた愛杏さん。同大会の予選となる県大会でも優勝し、初めて全国大会の出場を決めた。大の負けず嫌いだという愛杏さんは「どんなに強い相手でも絶対に勝つ」と、全6試合で許した点数はわずか2点という内容で、78人の頂点に立った。「空手をもっと好きになれた。次の大会では1点も取らせない完璧な試合がしたい」と笑顔を見せた。
空手中心の生活
2人が空手を始めたきっかけには家族の存在があった。父の一樹さんは大学時代に国体で準優勝。一度空手から離れたものの、長男が始めたことで競技を再開し、現在も子どもたちと日々練習に励んでいる。
休日には県外の強豪チームの練習に子どもたちを参加させるなど、今は空手中心の生活を送っている。「子どもたちがよりよい環境で練習に打ち込めるように協力したい」と話した。
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