茅ヶ崎商工会議所青年部(以下YEG)は、9月に発生した能登豪雨で被災した石川県の輪島YEGからの要請を受け、3日から6日にかけて現地で支援活動を行った。
茅ヶ崎YEGが輪島市で支援を行うのは3回目で、今回は水道や道路などの生活基盤を支える地元企業の事業再開を進めることで、早期の復興につなげることを目指した。
現地では、輪島YEGメンバーの水道設備会社や自動車整備工場の汚泥除去や清掃作業を実施。雨天の中、スコップで泥をかき出したり、重い機材を数人で搬出したり、泥のついた部品を一つ一つ洗い流して元通りにする作業などを行った。
土砂崩れや川の氾濫によって流れてきた大木とがれきのかたまりが依然として各所に残るなど、思うように復旧が進まない輪島。
支援活動を受けて輪島YEGの茶花強志会長は「一人で清掃作業をしていると、心が折れそうになることがある」とし、「茅ヶ崎のメンバーが遠方から来てくれることで復興への気持ちを再び奮い立たせることができます」と感謝を口にした。
茅ヶ崎YEGの瀬川政仁さんは「川沿いの家屋には頭の高さを超える冠水があり、そのため家の中にも大量の土砂が流れ込んでいました。こうした状況を自分事として茅ヶ崎の防災につなげていくとともに、今後は炊き出しなどで支援できれば」と話した。
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