市議会会派「絆・新政・新しい風」市政報告 昨年の決算〜来年度予算要望に向けて
昨年度、市が使ったお金について審議する決算委員会。茅ヶ崎市議会では、各分野の委員会が、事業を取り上げ評価する「決算事業評価」を行っています。会派として来年度の予算要望を市長に提出しましたので、決算事業評価について触れながらご報告します。
■「住み続けたいまち」のために
茅ヶ崎市は転入者の多いまちとなりましたが、すでに今年は鈍化がみられます。移住促進事業が定住につながるような展開が望ましいと決算評価しました。そのため予算要望として、子育て世帯には経済的な支援や妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援の拡充、また転入者が「住み続けたい」と感じられるような環境づくりに向けて施策の更なる推進を求めました。
■市内の経済活性化と企業移転について
コロナ禍の影響もあり、企業が働きやすく住みやすい、またオフィス賃料の軽減などのために移転する傾向があったため、茅ヶ崎市では企業移転・サテライトオフィス推進の事業を行ってきましたが、昨年度は実数が伸びませんでした。しかし、まだ伸びる可能性があることから、事業評価では、企業の声などを生かすことや、近隣市等との差別化が必要とされました。予算要望としては、ライフスタイルの変化などを的確に捉えて、効果的な施策とすることを求めました。
■茅ヶ崎市博物館の充実した活動を
つい最近、開館以来の来館者が10万人となった茅ヶ崎市博物館。その運営については活動を支える学芸員の発掘や育成、市内全域の学校へのアプローチが事業評価で指摘されました。会派としては、美術館、図書館ほか市内にある文化施設との連携、人が集まり交流が創出されるような取り組みを求めました。
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