日本人選手初の快挙
自転車トラック競技の世界選手権がデンマークで開催され、茅ヶ崎市出身の佐藤水(み)菜(な)選手(25)が10月20日に実施された女子ケイリンで金メダルを獲得した。同種目での優勝は、日本人として初の快挙となる。
世界選手権には4回目の出場となった佐藤選手。18日に行われた女子スプリント競技でも、日本勢初となる銅メダルを獲得していたが「悔しい思いがあった」という。
ケイリン競技では「1回戦は身体がバラバラで、かみ合わないと感じていた」と決して本調子ではなかったが準々決勝、準決勝をしぶとく通過した。
決勝では2番手で最終周回を迎えると残り半周で外から仕掛け、後続を寄せ付けずに1着でフィニッシュ。念願の金メダルを決めた。
優勝直後のインタビューで「この大会ではなかなか勝てず(2021年、22年と準優勝)悔しい思いをしてきた。日本発祥のケイリンで優勝できてうれしい」と答えた佐藤選手。一方でドイツの有力選手らが出場していなかったことから「来年の世界選手権で彼女たちに勝って真のチャンピオンになりたい」と意気込みを語った。
佐藤選手は茅ケ崎高校在学中に自転車競技を始め、18年7月に競輪デビューした。22年7月の「ガールズケイリンフェスティバル」をはじめ数々の主要レースを制覇。人気と実力を兼ね備えたトップ選手として活躍しており、パリ五輪にも日本代表として出場した。
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