社会福祉法人松宝苑(山本丈男理事長)は11月28日、「ふれあい体験 地域の消防車」と題した防災訓練を、同法人の湘南くすの木保育園と事業所内認可保育所湘南くすの木けんの園児を対象に行った。
大規模地震により、同保育園の園庭に隣接する特別養護老人ホーム湘南くすの木4階から出火したと想定。同ホームの山本隆史施設長が長年活動している茅ヶ崎市消防団室田第13分団の協力により、消防車がサイレンを鳴らし駆けつけ放水。リアルな演出に驚く園児や、消防団に声援を送る園児もいた。山本施設長は「命を守る行動、初期消火や避難の大切さを学んでほしい」と話した。
消防団の活動知って
地域の消防団に興味を持ち知ってほしいとの思いもあって開催。山本施設長の消防団仲間の山本幸雄さんは、18歳で入団し55年活動を続けている。「親の背を見て参加した。地域貢献できる充実感に加え、知り合いが増え地域が楽しくなる」とやりがいを語った。
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