ねんりんピック2024のグラウンド・ゴルフ大会で8位入賞した 金澤 純一さん 寒川町一之宮在住 78歳
グラウンド・ゴルフで活力
○…鳥取県で今秋開催された、高齢者を中心とする交流大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」のグラウンド・ゴルフ競技で、参加者231人中8位に入賞した。神奈川県代表の中で唯一の入賞だった。実は、大会の数カ月前から神経痛に悩まされていたが、起床後、時間が経つと痛みが軽減することに気づき、毎朝5時に起きてストレッチするなど準備した。当日は「じいたんがんばってね」と孫から贈られた手紙を胸ポケットに入れ、競技に挑んだ。好結果に「驚いた」と言うが、孫にいいところを見せられたかな」と満面の笑みを見せる。
◯…67歳の時に妻を亡くし塞ぎ込んでいたところ、隣人から誘われ本格的に始めた。現在は、寒川町グラウンド・ゴルフ協会の会長も務め、週4回練習に励むなど生活の中心に。スポーツとしての面白さはもちろん、「友人と冗談を言いながら過ごす時間が楽しい」と笑う。他にもスポーツ吹矢寒川南支部長や新町自治会長、町シニアクラブ連合会副会長や子どもたちの登下校を見守る交通指導員など、充実した日々を過ごす。
◯…青森出身。15歳で上京し、仕事をしながら夜間学校に通った。製造業に従事し、ベアリングの設計などを担当。定年まで勤めた。30代後半で「いい物件があったから」と寒川町へ。一男一女を育て上げた。現在は近くに住む孫を自動車で保育園まで送迎することが毎日の日課だ。「80歳で免許を返納する」と決めており、「車でいろいろな場所に出掛けていたからさみしさはあるけれど、安全第一だからね」とほほえむ。返納後はグラウンド・ゴルフ大会への遠征などは控え、近所で楽しむ予定だ。「でもね、もう一回ねんりんピックに出たい。2年後の出場を狙ってる」
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