学芸員のイチ推し! -連載 Vol.27-戦後の茅ヶ崎を駆け抜けた輪タク
茅ケ崎駅南口で、昭和23年(1948)から48年(73)まで走り続けた「茅ヶ崎の名物」輪タクをご存じでしょうか。この写真は、25年間走り続けた輪タク(写真では自転車からオートバイに改良)と、運転手の政井作治氏を写したものです。読者の方々のなかには乗ったことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
輪タクとは自転車に客席を取り付けた三輪車のことで、タクとは「タクシー」の略語です。戦時中、燃料不要の輪タクは国策に沿った乗りものとして広まります。特に戦後、復員兵などの失業者が収入を得る手段として、輪タク業は流行しました。
茅ヶ崎で長らく親しまれた輪タクですが、戦後の復興とともに、タクシーが盛んになると全国的には衰退します。この輪タクは、6月29日(日)まで開催する予定の戦後80年企画展「戦中・戦後のくらし」にて展示しております。長らく茅ヶ崎で輪タクが活躍したのはなぜか、ぜひ展示をご覧になってご確認ください。
また、企画展では、茅ヶ崎の人々が戦中・戦後をどのように過ごし、生き抜いてきたのかを、当時の写真や資料をとおして紹介しています。展示替えを行った基本展示とあわせてお楽しみください。
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4月25日