今月24日、地上波テレビが東北3県を除く全国で地上デジタル(以下、地デジ)放送に移行された。茅ヶ崎市役所でも25日から臨時相談コーナーが設置されている。窓口では来訪者や問合せによる戸別訪問などで人員不足になるなど、初日から対応に追われている。
アナログ放送が終了した翌日から、市役所分庁舎1階の入り口正面に設置された「臨時相談コーナー」。常駐しているのは、地デジ化をサポートするデジサポ神奈川(総務省管轄の県テレビ受信者支援センター)職員。ここでは視聴不良に関する相談に加え、地デジの準備が出来ていない住民向けのチューナー貸与、特定世帯などへの無償配布などが行われている。
25日は午前中だけで約20人が同コーナーを訪れた。高齢者が中心だが、若年層や主婦の相談も多いという。「昨日からテレビが映らなくなった」という相談もあったというが、来訪者の多数は「チューナーがどこにも売っていないので貸して欲しい」という”地デジ難民”。通常は3人体制で対応するが、この日は戸別訪問による相談で外出するケースも多く、急遽スタッフを増員させた。
窓口の相談員の一人は「ここでチューナーが配布されると捉えた方が来られるケースが多いようだ。あくまで配布は条件を満たす世帯のみで、その他の方は3ヶ月間の無償貸与となるので注意が必要」と話す。相談コーナーは今月31日(日)までスタッフが常駐するが、それ以降は窓口に置かれた専用電話でのやりとりとなる。コーナー自体も設置は8月26日(金)までとなっている。
地デジ化に関する問合せはデジサポ神奈川【電話】045(345)0110へ。
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