市内の観光農園 甘柿が食べ頃に
市内の観光農園で柿が収穫時期を迎えている。石井園〔芹沢3322・【電話】0467(51)0217〕では10月1日から収穫が始まった。約900坪の敷地で甘柿の代表格とされる「富有」「伊豆早生」や「前川次郎」「松本早生」など6品種の柿を育てている。それぞれ収穫時期や味、実の大きさなどが異なっている。
同園では先日の台風15号で、柿の木の幹や枝が折れる、実が落ちる、葉が風ですれて傷つくなど大きな被害を受けた。同園の石井邦男(62)さんは「台風の後は本当に落ち込みました」と話す。しかし残ったものを懸命に手入れし、園内には多くの柿が無事収穫を迎えた。
今年は収穫時期が例年よりも少し早いという。「夏の暑さが影響したのかな」と石井さん。市内からはもちろん横浜・東京方面から足をのばして同園を訪れる人も多く、10年以上のリピーターもいるという。「お客さんに『美味しい』と言ってもらえることが一番の喜び。また『来年も楽しみにしています』という言葉が何よりの活力です」と話す。
柿は市内9園の観光農園で12月上旬頃まで収穫され、もぎとりや直売、宅配などで1kgあたり450円で購入することができる。
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