季節外れのサクラ咲く 萩園橋付近の小出川沿い
数十輪の花が咲いている（10月31日撮影）
市内を流れる小出川沿い（萩園橋から約２００ｍ上流・茅ヶ崎養護学校対岸付近）の河津桜が数十輪ほど季節外れに開花している。
河津桜は通常1月下旬から2月にかけて花を咲かせる早咲きの桜。しかし、「今年は８月に気温が22〜23℃になり、桜が秋の気候と勘違いしたため葉を落とし、冬の準備を行ったため開花が早まったのでは」と「花とともにくらす会」の金子孝一さんは推測する。同会は小出川沿い３２０ｍに渡って60本ほどの河津桜の木を10年前から植えている。例年秋に開花するものは数輪あったが、数十輪もの数が開花することは初めてのことだという。
金子さんは「日々観察をしていますが、こんなに多い開花は驚きました。11月10日頃まで見られます」と話した。
他にも小出川沿いでは、赤、黄色、白などの「ざる菊」が見ごろを迎えており、11月中旬頃まで楽しめる。
河津桜の木がある萩園橋周辺
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