横浜ベイスターズから8位指名された 古村 徹さん 茅ヶ崎西浜高校 18歳
プロでも貫く自然体
○…10月27日に行われたプロ野球ドラフト会議(新人選手選択会議)で横浜ベイスターズから8位指名を受けた。「(指名された瞬間は)頭の中が真っ白になりました。まさか自分が指名されるとは思いませんでしたから。野球に打ち込める環境を作ってくれた家族、支えてくれた友人、先生方に感謝してます」と笑顔で喜びを語る。
○…生まれは平塚市。小学2年の時に地元の南原少年野球クラブで野球を始めた。ポジションはこの頃からピッチャー。「自分はサウスポーなのでポジションが限られてしまう。当時は右投げに憧れてましたね。グローブも右用の方がかっこよかったので強引に右手に付けて投げたのが初めてのキャッチボールでした」。中原中学に進むと徐々に頭角を現し、3年春には市大会などで優勝するまでに成長。この勢いのまま「高校は強豪校へ」と思いきや「あくまで自由に野球に専念したい」という考えと友人からの誘いもあり、県立の西浜高校に進学した。2年生からエースとしてチームを牽引し、最後の夏は強豪桐蔭学園に敗れはしたが9回3失点と好投した。
○…「投げることを最初に教えてくれたのは姉。幼稚園の時にドッジボールを通してですね」。幼い頃から4歳上の姉・緑さんとは大の仲良し。休日は緑さんの運転でドライブに出かけたり、お互い洋服のコーディネートをチェックし合ったりもしている。「今までこれと言ってケンカした覚えがないです」とはにかむ。
○…好きな選手は涌井秀章投手(埼玉西武ライオンズ)。「あのルックスとポーカーフェイスは小学校の頃から憧れていました。フォームも研究して取り入れたりもしました」。夢のプロ入りを前に「じっくり焦らずにやります。いずれはピンチの時に使ってもらえるような信頼されるピッチャーになりたい」と決意を固める。高い志を胸に秘め、持ち前の自然体で輝くハマの星を掴む。
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