横浜DeNAベイスターズにドラフト3巡目で入団した倉本寿彦選手(24歳・市内萩園出身)がプロ初シーズン(3月27日開幕)に向け、沖縄県宜野湾市で行われている一軍キャンプで調整を続けている。
プロでの第一歩は幸先良く一軍で幕を開けた。1月の新人合同自主トレから持ち味である軽快な守備と巧みなバッティングを披露。早速、アピールした倉本選手。2月1日から行われているキャンプでも目標に掲げる「開幕一軍・レギュラー獲得」に向け、真新しい背番号5のユニフォームで連日トレーニングを重ねている。全体練習を終えると休む暇なく室内練習場に移動し、納得がいくまでマシンと向き合い、バットを振り続ける倉本選手。2月8日に行われた初の紅白戦では、アマチュア時代からの定位置であるショートの守備につき、ノーヒットに終わったものの「しっかりボールが見られてよかった」とプロの投手の球に順応すべく、ボールを見極めながら四球を選ぶなど手ごたえを感じているようだ。
またこの日は試合後に中畑清監督から直接ノックを受け、始めはもたつく場面も見られたが、回を重ねるごとに、難しい打球にも身体が反応。約45分間に及ぶノックにユニフォームを泥だらけにしながら食らいついた。中畑監督もその果敢な姿勢に「オッケー倉」とご満悦だった。倉本選手は「自分はとにかくアピールしなくてはいけない立場。一球一球慎重にプレーしたい」と表情を引き締めた。
故郷への思いグラブに
使用するグラブの内側には生まれ育った茅ヶ崎への思いを込め、シンボルであるサザンCと烏帽子岩が刺繍されている。「活躍して少しでも茅ヶ崎の街をニュースにできたらうれしい」。新たな相棒と共にまずは開幕一軍を掴む。
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