神奈川県環境共生都市づくり事業に「茅ヶ崎市役所新庁舎整備事業」が第19号として認定され、3月19日に県庁で認証式が行われた。県は県央・湘南都市圏で環境と共生する都市づくりを推進。その取り組みが顕著で評価できる事業を2002年から認証している。
新庁舎の環境共生とは
新市役所周辺の緑地やサクラ、移植するフサアカシアなど既存樹木の保全に努め、中央公園の樹木と河川をつなぎ生態的回廊を形成する「緑地の計画的な配置」。高効率の熱源機器のほか、排熱や地下水の熱を利用する熱源システムを採用し、エネルギー使用量の抑制を図る「省エネルギーの取組」。また、災害時でも市役所機能を維持するため、非常用発電設備や地下燃料タンクなどを設置する「災害に備えた取組」。夏季の卓越風向に十分な後退距離を確保し、地域の風の流れに配慮する「地域の生活環境に係る取組」など、様々な内容に取り組んでいる。
認証式に出席した服部信明茅ヶ崎市長は「いろいろな工夫が評価されたと思う。これを市の宝と受け止め、今後の市の事業にもつなげていきたい」と話した。
この事業に「市役所庁舎」が認証されたのは初。市内の認証は、「浜見平団地建替事業」「ネオ・サミット茅ヶ崎整備事業」に続き3事業目となる。
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