緑が浜小学校(神本直子校長)で10月31日に行われた「第15回緑が浜小学校運動会」に、巨大なシャチの壁画が登場した。
これは同校の運動会で行っている恒例行事で、その年のスローガンとともに児童らが壁画を制作し、校舎壁面に飾るというもの。以前は窓部分にスローガンを掲げるだけだったが、「絵の好きな子が多いので、教育的配慮からもそれを活かして壁画などを制作してはどうか」と職員の声が挙がり、5年前から続けられている。今年のシャチのデザインは、希望者を募り12人の作品の中から全校生徒の投票で決めたという。制作期間は約2週間。縦3・8m、横2・7mの壁画は、240枚の紙を貼り合わせて作られたモザイク壁画で、2年生から6年生までの児童が分担して作業を行い、完成させた。
壁画制作の指導にあたった担当教諭は「制作に時間はかかったが、一人ひとりが作った小さな断片が、これだけ大きな絵になったことで子どもたちも感動し、力を合わせる事の大切さを知った」と話していた。
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