公園内はパンの香りが漂い、その場でかぶりつく来場者も
茅ヶ崎パン祭りが11月５日に茅ヶ崎市中央公園で開催された。
主催は市内のパン屋を中心とした茅ヶ崎パン祭り実行委員会（中淑子実行委員長）。茅ヶ崎は約30店舗のパン屋がある「パン天国」で、こだわりのパン屋が多いものの、地元以外には知られていない店も多いことから「広くパン屋の魅力を伝えたい」と企画された。２０１７年度の茅ヶ崎市商店街にぎわい創出事業補助金の認定事業として今回初開催に至った。
当初は10月22日の開催を予定していたが、台風などで２週間の延期となった。当日は秋晴れに恵まれ、紅葉で色づく公園に市内外のパン屋や菓子店など30店舗が並び、市内外から訪れた来場者が列をなしてパンを買い求めた。パン屋を何件も渡り歩いて購入する人も多く、売り切れて急きょ追加を手配した店舗もあったという。市内から訪れた家族連れは「前から楽しみにしていた。初めて知る店もあり、食べるのが楽しみ」と話した。同実行委員会は「多くの方の来場、ありがたかった。ぜひ今度は直接店舗に足を運んで味わってほしい。また来年も企画したい」と話した。
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