茅ケ崎警察署(山口達夫署長)は11月6日、弁当の宅配業務中に2度にわたって人命救助に貢献したとして、ワタミ株式会社神奈川茅ヶ崎営業所(茅ヶ崎市矢畑、大光晶子所長)に感謝状を贈った。
同営業所では、市内450件以上の契約世帯に対し、18人のスタッフが弁当の宅配を行っている。スタッフが10月16日と22日の昼前に弁当の配達を行った際、前日に配達した弁当が手つかずのまま放置されていることを不審に思い、営業所に報告した。登録されている電話にも出なかったことから大光所長が直接家を訪れインターホンを鳴らしたものの反応がなく、メモなども残されていなかったことから警察に通報した。茅ケ崎署員が踏み込むと、それぞれ独居世帯の59歳の男性と84歳の女性が動けない状態でいるのが見つかった。2人は病院に救急搬送され、一命を取り留めた。
異変を感じたら報告
茅ケ崎署の署長室で行われた感謝状の贈呈式で山口署長は「あと1日遅れていたら2人とも亡くなっていたかもしれない。皆さんのような方々の気付きと通報が本当にありがたい」と感謝を述べた。大光所長は「スタッフには日頃から『何か異変を感じたら報告を』と話している。お2人とも命が助かって本当に良かった。これからもスタッフと連携して、一人でも多くの人を助けられれば」と話した。
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