県内の犯罪防止に向けた取り組みを表彰する「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり功労者・奨励賞」の表彰式が2月5日に横浜市中区で行われ、茅ヶ崎市からは茅ヶ崎・寒川防犯指導員連絡協議会(富田宇司雄会長)と松尾在住の後藤金蔵さん(71)が受賞した。
県民、民間の団体が行う犯罪防止のための活動や生活環境の整備などの取り組みに贈られる県表彰。今年度は功労者表彰で4団体と1個人、奨励賞で3団体と2個人が受賞した。
功労者表彰を受けた茅ヶ崎・寒川防犯指導員連絡協議会は、警察や行政などと連携しながら自主的なパトロール、子ども見守り活動や防犯キャンペーンを継続的に行っている。また、防犯広報により、地域住民の防犯意識の向上に寄与したことなどが評価された。
奨励賞を受賞した後藤さんは、茅ヶ崎・寒川防犯協会の副会長として、地域や関係機関と連携した防犯活動を実施。そのほか「湘南地区まちぢから協議会」の立ち上げに尽力し、同協議会と連携した防犯活動を行うなど、広域連携による防犯活動の模範となっていることが評価された。後藤さんは「みんなが一体となって取り組むことで抑止力となる。これからも地域のために尽力したい」と話した。
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