茅ヶ崎市役所分庁舎で2月21日、「第7回ローカルファーストシンポジウム〜スポーツが健康なまちをつくる」が開催され、約350人が会場に詰めかけた。主催はローカルファースト研究会(淺野真澄代表)。
ローカルファーストとは、地産地消や地域活性など自らが住む地域を大切にするさまざまな価値観を創出しようというもの。淺野代表は「これまでの活動が徐々に広がり、多くの人に支えられていると実感している。今日は健康とローカルファーストのヒントをぜひ持ち帰ってほしい」とあいさつ。
当日は、日本人初のプロサッカー選手としてドイツで活躍し、現在、横浜FC会長を務める奥寺康彦氏を迎え、基調講演を実施。奥寺氏はブンデスリーガで通算235試合に出場、25得点をあげるなど、東洋のコンピューターと称され、昨年11月にはブンデスリーガレジェンドにも選出された。
講演ではドイツでの環境、言葉の壁やチームに溶け込むまでの経験談をはじめ、地域の総合スポーツクラブと市民の健康、横浜FCでの活動を通したこれからのスポーツのあり方などについて語った。奥寺氏は「皆さんにはローカルファーストの輪をもっと広げてもらい、そして年齢に関係なく、失敗を恐れずにいろんなことにチャレンジしてほしい」と述べた。
また、講演後にはローカルファースト財団の杉本洋文副理事長をコーディネーターに、パネルディスカッションを開催。(株)湘南ベルマーレの眞壁潔代表取締役会長、乃羽バレエスクールの乃羽ひとみ校長、パーム・インターナショナル・テニス・アカデミーの杉山芙沙子校長を迎え、意見交換などを行った。
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