(一社)茅ヶ崎医師会の会長を務める丸山徳二さん(70)が、2018年度の県民功労者表彰を受けた。6月11日には、受賞した39人・2団体が県庁で表彰された。
社会福祉や経済、教育などの分野で優れた業績をあげた人を対象に、神奈川県が実施する県民功労者表彰。地域医療の充実に尽力したことが評価された丸山さんは、「会員の先生や私を支えてくれた方々のおかげ」と周囲への感謝を口にした。
長野県出身の丸山さんは、1994年に丸山内科クリニック(市内美住町)を開業。地域住民の健康増進に努めるとともに、2009年からは医師会の会長に。1期2年の任期で5期目に入り、今年で10年目となる。地域医療の今後については、「在宅医療に力を入れていきたい」と話した。
現在建設中で、来年4月の開設を目指す医師会館では、災害時の拠点、休日夜間診療所の充実を掲げる。さらに、インフルエンザをはじめとする感染症に対応できるよう、専用の待合室を設置する予定。「医療に対するニーズが多様化しているので、それに応えられる環境を整えていきたい」と前を見据えた。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のローカルニュース最新6件
|
<PR>