社会人硬式野球チーム「茅ヶ崎サザンカイツ」=写真=が、7月28日(土)からさいたま市営浦和球場ほかで開催の「第43回全日本クラブ選手権大会・関東予選」に出場する。上位2チームがクラブ関東予選に進む5月の県予選には、12チームが出場。サザンカイツは打線を爆発させてトーナメントを勝ち抜き、創部13年目で初優勝を果たした。東遼太郎監督(31)は「1年間この大会を目標にやってきた。新旧メンバーの力が織り交ざり勝つことができた」と振り返る。
昨年は県準優勝で関東への切符を手にしたが、初戦で惨敗。以降県外・大学の強豪と対戦するなど強化を図ってきた。
サザンカイツは茅ケ崎北陵高・慶應大出身の東監督が「全国出場を目指し、地元茅ヶ崎に愛されるチーム」を掲げ2006年に創設。日本野球連盟に加盟した08年に関東クラブ選手権に出場するなど実績を積んだが、13年・14年には公式戦で1勝もできず低迷。建て直しを図り、現在は茅ヶ崎をはじめとした湘南出身・在住の大学生や社会人など、20代を中心に約50人が所属している。
投手リーダーの小柳博輝さん(27)は「昨年は力の足りなさを思い知らされた。やってきたことを関東で出し切りたい」、主将の加藤聖也さん(23)は「皆が口を揃えて言ってきた『県優勝』が果たせた。関東を突破し全国出場を狙う」と力を込めた。
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