妊娠から出産、育児に至るまで、母子の健康管理をはじめ、さまざまな指導やケアを行う助産師。昨年12月に、出産後1年未満の母親と乳児に対し、心身のケアや育児サポートを行う「産後ケア」が市町村の実施努力義務になったことを受け、湘南地区(茅ヶ崎・藤沢・寒川・平塚・大磯・二宮・秦野・伊勢原)でも行政の枠組みを超えて進めていくことが理想的だとし、7月11日に同地区に在住・在勤する助産師を対象とした『湘南助産師会』が総会を経て設立した。
同地区にはもともと、茅ヶ崎助産師会と藤沢助産師会があり、他市町には組織自体が存在していなかった。この中で、積極的に活動を行っていた茅ヶ崎助産師会が中心となり4月設立を目指し準備を進めていたが、新型コロナの影響で延期に。今回は、テレビ会議システム「Zoom」を利用し、オンラインで総会を実施した。
初代会長には、齋藤弓子さん(71・齋藤助産院院長)=人物風土記で紹介=が就任。「39人の助産師が所属しています。人の一生に関われる役割を担う存在として、楽しく仕事をし、活動していきたい」と話した。
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