茅ヶ崎出身のフリーライター村瀬秀信さん(44)の人気シリーズ「それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている」の第2巻を文庫化した作品が、このほど講談社文庫から発売された。671円(税込)。
誰もが食べたことのある馴染みのあるチェーン店を、村瀬さん独自の視点で魅力を伝える人気シリーズ。松屋、モスバーガー、ジョナサン、いきなりステーキ、ミスタードーナツ、名代富士そば、さくら水産、磯丸水産、家系ラーメン、そして「ダイヤモンド」と評する崎陽軒などが紹介されている。
中でもミスタードーナツの舞台は茅ケ崎駅北口の店舗で、「私が高校生(茅ケ崎西浜高校)のときにかわいいなと思った子がバイトしていた」という話や、「名代富士そばは、22歳で東京に出て地元で愛してやまなかった大船軒から都内に身を移した証のようなもの」といったエピソードが綴られている。
村瀬さんは、「いつでもどこでも食べられるチェーン店でメシを食べてきた時代が、現在の社会情勢で少し変わってきた。夜、お腹が減っても行けないという時代が来てしまうかもしれない。この本には、そんな良い時代の話を盛り込みました」と話した。
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