「ミセス・ミズアース・ジャパン2020」が9月に都内で開催され、ミセス・アースのグランプリに市内在住の石黒あかねさん (45)が選ばれた。10月にミャンマーで世界大会が開かれる予定だったが、新型コロナの影響で延期に。来年6月開催の同大会へ向け、自身に磨きをかける日々だ。
21歳以上の既婚者を対象とする「ミセス」部門へは、各地区の予選をクリアした22人が参加。新型コロナ対策のもと、それぞれウォーキングやポージング、そして大会に向けた思いを英語でアピールした。
「美は女性に笑顔をもたらせる。そして笑顔はみんなを幸せにし、世界に平和をもたらせる」。そうスピーチした石黒さんに、栄冠が輝いた。
笑顔を大切にする日々
友人の勧めで今年2月、名古屋開催の予選にエントリー。「最初は『せっかくの機会だから』という思いだった」と振り返る。
予選を突破し、4月予定の日本大会に向けて準備を進める中、コロナ禍が訪れた。大会は延期となり、約半年間の「自分磨きの日々」が始まることになる。会社勤めと家事、合間を縫ったウォーキングの練習。忙しい毎日だが、その分だけ自信がついていった。
石黒さんはまた、人々の表情がマスクに隠れてしまう日常の中、ひときわ笑顔を大切にした。「自分に自信がつけば、笑顔も増える。自分が笑顔になれば周りも笑顔になる」。そうした経験談をスピーチにも込めた。
「コンテストがなければ、普通の生活が続いていた。挑戦は良いことね」と微笑む。
練習の大切さフラで学ぶ
生まれも育ちも茅ヶ崎で、フラ歴16年。「本番で練習以上のことは出せない」というフラで学んだことが、今回のコンテストにも生きた。
特技は、フルーツや野菜に美しいデザインを彫るタイの伝統工芸「フルーツカービング」。市内でレッスンも開くなど、活発な日々を過ごす。「美しい感覚を大切に、レッスンも重ねていきたい」。来年6月の世界大会へ向け、忙しくも充実した日々が続く。
エントリー募集中
ミセス・ミズアースジャパンは現在、2021年開催大会の参加者を募集している。詳細はホームページ(【URL】https://www.mrs-earth-japan.com/)へ。
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