第10回茅ヶ崎映画祭が6月12日(土)から27日(日)に開催され、市内3カ所で作品を上映する。会場での上映は2年ぶりで、席数を減らしたりオープニングイベントを開かないなど感染症対策を行い、実施する。同祭実行委員会の森浩章委員長は「正直、大声でみなさんに来てくださいとは言いがたく、心苦しく思います。感染対策を万全にしております」と話す。
茅ヶ崎館では、同館で脚本を執筆していたという小津安二郎の代表作『東京物語』や、市内在住の山本康士監督の『マカリス』、第16回開高健ノンフィクション賞を受賞した川内有緒さん原作の『白い鳥』、市図書館では『みんなの映画』として3部に分けてさまざまな短編作品を、それぞれ上映する。CREATIVE SPACE HAYASHIでは監督や原作者を招いてトークイベント付きの上映会を催す(各回限定10人)。
10周年迎える
新型コロナの影響で、昨年6月と今年2月は「チガサキオンライン映画祭」を行った。10周年を迎えた今回は「街と人がつながる」をテーマに、会場で映画を上映する。森委員長は「茅ヶ崎映画祭として10周年を迎えられ、うれしい限り。御礼申し上げます」とコメントした。
市図書館「みんなの映画」は当日受付35人先着、【メール】sakananzaka@gmail.com。茅ヶ崎館上映映画は【FAX】0467・82・2003または【メール】info@chigasakikan.co.jpでの予約先着順、CREATIVE SPACE HAYASHI上映映画は、【携帯電話】080・9204・2456または【メール】misa@cs-hayashi.comで申し込み。チケットは売り切れの可能性あり。
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