茅ヶ崎市消防署(矢畑)に6月1日、トレーニング器具が寄贈された。提供したのは湘南つなぐ鍼灸接骨院(東海岸北)。今後、同署職員が筋力トレーニングに活用していく。地域の安心安全につなげる「強力助っ人」となりそうだ。
寄贈されたのは、鉄棒に重りを付け、腕や胸の筋力を鍛えるバーベルのマシン。湘南つなぐ鍼灸接骨院では、利用者にトレーニング方法を指導しており、その中で使われていたものだ。
開院以来5年間使ってきたが、新品に買い替えることに。処分や販売ではなく寄贈を選んだのは、太田弘信院長(36)の父が消防署の職員だったからだ。
太田院長は「親父の姿を見てきたので、きっとお役に立てるのではないかと考えた」と話す。
隊員「体力強化に」
茅ヶ崎市消防署には、これまでも2種類のトレーニング器具が寄贈されている。いずれも個人からの提供だ。「必要に応じて購入する消防署もある中、このような寄贈は珍しい。ありがたく使わせていただいている」と担当者。
消防署ではさっそく筋力トレーニングに励む職員の姿が。レスキュー隊員の野谷大樹さん(27)は「人命救助には体力強化が不可欠。今後も活用したい」と話した。
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