茅ヶ崎市が毎月発行している「広報ちがさき」が10月号からリニューアルした。題字をローマ字にしたほか、シンプルなデザインで若い世代へ訴求。より積極的に市民を紹介し、身近な広報をめざす。全面リニューアルは2010年10月以来、11年ぶり。
リニューアル第1弾となる10月号の表紙には、今月から始まるホノルルウィークの協力店スタッフの笑顔が並ぶ。その上の題字には「CHIGASAKI」の文字が。これまで最も大きく表示していた「広報ちがさき」の文字は控えめになった。紙面全体を通してオレンジ色を使い、統一感を演出。今後も季節ごとにテーマカラーを設定して、シンプルかつ見やすいデザインにしていく。
ねらいは若い世代への訴求だ。市が行ったアンケートで、広報を活用する10代〜20代の割合が2割程度と少なかったことから、他市が発行する広報やトレンドをふまえつつ、「若者が手に取りやすいデザイン」をめざした。
まずは興味持って
市の事業などを紹介する「くらしの情報」欄も、読みやすさを重視し文章量を減らした。「各課の思いを汲みつつ、文章を減らす調整は難しかったが、まずは市の取り組みに興味を持ってもらえるとうれしい」と秘書広報課の担当者。
広報ちがさきは1951年4月に「茅ヶ崎市報」として創刊した。現在は毎月1回、約11万部を発行。各自治会や管理組合などを通して各家庭に配布するほか、各施設で配架している。
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