浜見平団地の再整備の一環で進められてきた、コミュニティ型複合商業施設「ブランチ(BRANCH)茅ヶ崎3」がきょう10月29日にオープンする。整備事業者の大和リース(株)は2015年4月に「ブランチ茅ヶ崎」、17年3月に「ブランチ茅ヶ崎2」を開業しており、3施設からなる整備事業が完了した。
「ブランチ茅ヶ崎3」は敷地面積6099平方メートル、延べ床面積5184平方メートルで3階建て。駐車場41台、駐輪場203台、バイク置き場5台を備える。飲食店やサービス店をはじめ、フィットネスやサイクルショップなど29日時点で11店舗が開店する。
多世代が身近に
地域住民が使える「コミュニティルーム」のほか、屋上(3階)には防災倉庫を配置し、津波などの災害時の一時避難場所として活用。屋外の広場には、障がいがある子もない子も共に遊べる「インクルーシブ遊具」やバーベキューを楽しめるスペースを設置した。
既存の「ブランチ茅ヶ崎」「ブランチ茅ヶ崎2」とは連絡橋でつながるほか、敷地北側の「しろやま公園」から気軽に入れる設計に。地域の多世代が身近に感じられる施設をめざしていく。
10年越しの完成
茅ヶ崎市は2010年に「浜見平地区まちづくり整備実施計画」を策定するなど、団地建替えを含めた浜見平地区の整備事業を進めてきた。
12年に市が「C街区」の整備事業者を、翌13年に団地の建替事業を行うUR都市機構が「G街区・H街区」の賃借人を公募。いずれも大和リースグループが選定され、15年に「ブランチ茅ヶ崎」、17年に「2」をオープン。今回の「3」完成により、同社による約10年越しの計画が完了した形だ。
オープンに伴い、きょう10月29日から12月31日(金)まで、各施設をつなぐ連絡橋の名前を公募。またコミュニティルームでは11月28日(日)まで「写真で見る浜見平の60年展」を実施する。
詳細はウェブサイト【URL】https://www.branch-sc.com/chigasaki/へ。
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