茅ヶ崎市は10月27日、公衆浴場「野天湯元 湯快爽快ちがさき」を運営する亀井工業ホールディングス株式会社(亀井信幸代表取締役)と「災害時における避難者等に対する入浴支援等に関する協定」を締結した。
この協定は、災害時の避難所生活において入浴する機会を提供し、避難者の生活衛生の維持を図ることなどを目的としている。協定には、入浴以外に生活用水の提供、避難所からのバスによる送迎なども盛り込まれた。
協定締結は、2016年4月の熊本地震や20年7月の九州地方で発生した豪雨で、避難所や車中泊などで入浴ができない人が多数発生したことがきっかけとなった。
災害時の入浴は、身体の衛生状態の維持や心身の健康回復にも効果的とされ、市では入浴支援対策の検討を重ねていた。
佐藤光市長は「今回の締結で、避難者が少しでも安らぐことのできる環境を確保できたと考えている。今後も市民の安心・安全のため取り組んでいく」と語った。
湯快爽快の笠川広樹支配人は「長く地域の皆様の生活の一部としてご利用いただいてきました。少しでもお役に立てればうれしい」と述べた。
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