新型コロナワクチンの3回目接種に向けて、茅ヶ崎市は、2回目接種完了から原則8カ月経過した18歳以上の人が接種できるよう、接種券の発送を進めている。医療従事者に対してはすでに11月から発送。12月中旬からは対象となる主に5月、6月に2回目接種を完了した約5万人分が順次発送される。
市によれば、12月5日時点で、1・2回接種の12歳以上の対象者のうち、17万人以上が2回目の接種を完了しており、接種率は83%を超える状況。茅ヶ崎市保健所管内では、11月29日と12月6日に感染者がそれぞれ1人が出るも、感染状況は小康状態となっている。
しかし、厚労省は、ワクチン接種後に、一定の時間が経過すると感染予防効果が低下することや、高齢者の重篤化予防効果が低下することから、18歳以上で2回目接種を終えた全ての人に対して追加接種を実施する方針を示している。
追加接種は1回で、前回同様、市内医療機関による「個別接種」と市が開設する「集団接種」で実施する予定。1・2回目接種をどこで受けたかに関わらず、3回目接種は希望する会場で受けられる。
ワクチンは当面、ファイザー社製ワクチンを使用する予定となっている。今後は、モデルナ社製ワクチンも承認予定で、国は交互接種も認めている。
集団接種は2月下旬から
個別接種が可能な医療機関や予約方法は現在調整中。市集団接種の予約受付開始日は接種券に記載、接種開始は来年2月下旬を予定している。
また、2回接種完了後に転入した人は、3回目接種券発行のために別途手続きが必要で、市ホームページのほか、郵送で手続き可能となる。
市ワクチン担当は、「これまで同様、市民の皆様に最大かつ最速で接種機会を確保していく。3回目接種の早期完了に向け、速やかに接種券を送り、安全かつ迅速な接種に努めていきたい」と話している。
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