茅ケ崎北陵高校の吹奏楽部(弓桁太平顧問)が、2月13日(日)に川口総合文化センター(埼玉県)で開催される吹奏楽による「シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会」に2年連続で出場する。ジャズやポップスの要素のある楽曲を題材とし、録音審査を突破した全国18団体が頂点を目指す。
同コンテストは、本格的なシンフォニックジャズ&ポップスの演奏を追求し、グルーヴ(スイング)感やアドリブを重視した演奏を推進、今回は10回目の記念大会となる。中・高一貫、高校、大学、一般の吹奏楽部や団体が出場する。
音源審査を通過し、昨年12月に2度目の全国出場が決まると、川原歩佳部長(2年)は「前回は銅賞だったので、昨年以上の結果でリベンジを果たす」と意気込む。
思い出深い大会に
新型コロナ感染拡大の影響で演奏機会も少なく、練習もままならない状況ではあったが、限られた時間のなか、感染対策を施し、地道に練習に取り組んできた。全体練習も十分とは言えないが、高いパフォーマンスで集中して行い、それぞれのパートに責任をもって自主練に励んできた。
本番当日は3曲を披露する。1曲目の課題曲「Funky Hens」は全員が一つになって演奏する16ビートの強烈なグルーヴが特徴の元気な曲。2曲目の「サクソフォンとバンドのための青春の輝き」はアルトサックスのソロが肝となる曲。ソロを担当する岡崎麻凛さん(2年)は「プレッシャーは大きく、悩んだが弓桁先生の『悩んでいるなら挑戦を』の言葉に決意した。やるからにはソリスト賞を目指したい」と語った。「仲間」という意味を持つ3曲目の「Camarada」は一体感を持って演奏する軽快なサンバ。アルトサックスのソロにチャレンジする副部長の新名(しんみょう)祐樹さん(2年)は「今回が最初で最後のソロなので思いっきりノリノリで吹こうと思う」と笑顔を見せた。
川原部長は「私たちの出せる最大限の力を発揮して大会に臨みたい。ぜひ声援を」とし、弓桁教諭は「コロナ禍ではあるが、自分たちで課題を見つけて解決に向けて努力できる素晴らしい生徒たち。上を目指して、思い出に残る大会にしてほしい」とエールを送った。
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