茅ヶ崎市は市民サービスの向上と新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、市ホームページに「AIチャットボットサービス」を3月17日から導入した。
チャットボットとは、「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉。市民からの質問を、AI(人工知能)が自動で判断し回答する仕組みだ。例えば、「マイナンバーカードを作りたい」と質問を投げかけると、「しつぎおとうふくん」というキャラクターが会話形式で交付申請の詳細を案内してくれる。
非対面型で対応できることから感染症対策になる上、複数の問い合わせに同時に対応できるなど、市民の利便性向上や事務の効率化にもつながる。また、質問が多い項目から市民のニーズを把握し、施策に反映できるメリットもある。
約800問に回答
回答できる行政サービスや制度の分野は、新型コロナウイルス感染症やマイナンバー、住民票、国民健康保険、税の納付等、妊娠・出産、子育て、結婚・離婚、戸籍、健康・医療など、およそ800問。市は「今後は利用状況を見て、対応できる分野を順次増やしていく」としている。
質問には日本語だけでなく、英語や中国語(簡体字・繫体字)、韓国語にも対応。24時間365日問い合わせ対応が可能だという。
HPトップもリニューアル
同サービス導入に合わせて市では3月16日、ホームページのトップページデザインをリニューアルした。
近年増えているというスマートフォンからのアクセスにも対応したサイトデザインに変わったほか、各情報のページへ移るためのボタンには画像やピクトグラムが使用され、どんな情報が入っているのか視覚的に分かりやすいよう工夫が施されている。
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