障害者アートの作品展が、浜見平にある商業施設「ブランチ茅ヶ崎2」(2階エントランスとサンノイチ)で、4月23日(土)から開催される。
これは、神奈川県が進めている「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の実現に向けて行われる「ともいきアートサポート事業」の一環。2020年度から開始され、障害の程度にかかわらず、文化芸術の鑑賞や創作、発表できる機会を創出している。
同作品展は4月から来年3月まで行われ、認定NPO法人アール・ド・ヴィーヴル(小田原)とNPO法人スタジオフラット(川崎)、社会福祉法人翔の会(茅ヶ崎)の3つの団体が順次展示を行う。
初回はアール・ド・ヴィーヴルの作品、約20点が展示される予定。同団体はダウン症や自閉症、知的障害や精神障害、肢体不自由などの障害のある人たちが、自分の得意なことを発信して「自分らしく生きること」を追求できる場を提供している。
出品する作者の一人、佐藤玲奈さんの作品は、画用紙に色鉛筆で描いた絵画=写真。細かく色分けされたカラフルな絵の中には、願望や未来感が表現されているという。同団体の萩原美由紀理事長は「アーティストの思いが詰まった作品を展示します。ぜひご覧になってください」と話す。
ともに生きる社会かながわ憲章は、2016年に起きた津久井やまゆり園の事件を受け、県と県議会が策定したもの。
問い合わせは県共生推進本部室【電話】045・210・4961へ。
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