徳島県を会場に8月3日から7日にかけて行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)陸上競技で、北陽中学校出身の中村咲良さん(八王子高校2年)が女子走幅跳で決勝に進出し、9位だった。
「風をうまく読めず」
中村さんは予選で、通過標準記録を10センチ上回る5メートル80を跳んで通過。13人が進んだ決勝では、2回目に5メートル55をマークし9位に入った。8位入賞を僅かな差で逃す結果となり、「正直、めっちゃ悔しい。決勝は風をうまく読むことができず、自分の力を出せなかった」と振り返った。
中村さんは中学3年時に県大会の走幅跳で優勝するなど好成績を残し、全国中学校体育大会(全中)にも出場できる記録を持っていたが、コロナの影響により大会が中止に。総体出場を掲げ、走幅跳で昨年の東京五輪6位の橋岡優輝選手を輩出した八王子高に進学。2年生で有言実行を果たした。
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