10月30日に投開票が行われる茅ヶ崎市長選挙。同日、小学生から17歳の子どもたちを対象とした模擬選挙「ちがさきこども選挙」が開催される。市内11ヶ所に設置される「こども選挙投票所」に行けば、本物の選挙と同様の投票体験ができる。自治体の選挙と同時に在住の全ての子どもを対象とした模擬選挙を行う取り組みは、市内初。
主催は「ちがさきこども選挙実行委員会」。主権者教育を目的に市内在住の有志が集い、今年6月にプロジェクトを発足。専門家の監修のもと、8月からは公募で集まった15人の「こども選挙委員」(小学3〜6年生)向けに民主主義に関する勉強会や市民活動家に話を聞く会などを開催してきた。
10月には子どもたちの話し合いにより、立候補予定の人に聞く3つの質問=上表=を決定。子どもたちが登場する「質問ビデオ」も収録した。「回答ビデオ」は、23日の告示以降に「こども選挙」のホームページに掲載し、投票する際の参考にしてもらう考えだ。
11カ所に投票所ネットでも受付
当日は午前10時から午後3時まで、ブランチ茅ヶ崎(浜見平)、茅ヶ崎ショッピングセンター(新栄町)など、市内11カ所に実際の選挙と同じ投票箱を設置。「こども選挙委員」と保護者ら市民ボランティア約50人が運営を行う。
午前7時から午後8時は、ネット投票窓口も開設。翌日には集計し、本物の選挙の結果発表後に「こども選挙」の結果も発表する。また、投票した子どもたちに候補者へのメッセージも書いてもらい、結果発表後、集まった声を全候補者に届ける予定。
こども選挙委員のメンバーは、「私たち子どもが投票して、社会に意見を伝えよう!」と、投票を呼びかけている。
詳細は【URL】https://kodomo-senkyo.com/で。
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