茅ヶ崎市はキャッシュレス決済ポイント還元事業の第2期を、1月15日(日)から開始する。第1期では中小店舗のみだった対象が、今回はチェーン店などへと広がる。市産業振興課では「期間中でも還元が終了する可能性もあるので早めの利用を」と呼びかける。
この事業はスマートフォンのアプリによる決済サービス(au PAY、d払い、PayPay、楽天ペイの4種類)を利用して市内の対象店舗で買い物をすることで、額に応じたポイントが還元されるもの。市内では初めての試み。
物販、飲食、サービスなど市内の中小店舗を対象に12月1日から31日まで実施された第1期では、決済回数が約22万4000回、決済額が約8億1700万円となり、約2億1700万円分が還元された。
市産業振興課によれば、開始当初はやや利用が鈍かったものの、毎週末にかけて増えていったという。最も決済額が多かったのは事業終了直前の12月30日で、決済額は約4700万円、還元額は1240万円に上った。同課では「忘年会で飲食店を訪れた人や正月用品を購入した際に利用した人が多かったのでは」とする。
第2期は1月15日から2月15日(水)までの1カ月間。中小店舗だけでなく、大型店やチェーン店なども対象となる。ポイント還元率は最大25%。上限は1回につき2000円分まで、期間内は5000円分。
市は還元の予算として約4億7000万円を確保しているが、上限額に達した場合は期間中でも事業が終了する。
同課では「スマートフォンアプリの導入や利用に関する相談会を公民館などで実施したところ、250人近い市民の方が訪れるなど、関心の高さを感じている。この機会にキャッシュレス決済の便利さを知ってもらうことで、利用の促進にもつながれば」と話す。
15日にはラスカ茅ヶ崎5階で、市民向けの相談会も開催される。午前10時から午後6時まで。
問い合わせはコールセンター【電話】0570・030・300へ。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>