茅ヶ崎市は1月23日、総合スポーツクラブやスポーツ教室を展開するハヤシグループを「浜須賀水泳プール」(浜須賀)と「殿山水泳プール」(甘沼)のネーミングライツパートナーに選定した、と発表した。あわせて両施設の愛称が「はまぷー 浜須賀プール」と「とのぷー 殿山プール」になることが決定。同社では「地域の皆さんに長く愛される施設を目指したい」と話す。
ネーミングライツは、施設等に企業名や商品名などを冠する愛称を命名する権利のこと。
市は新たな財源確保や地域活性化、継続的な市民サービスの提供を目指して全庁的に導入を進めており、これまでに第一カッターきいろ公園(正式名称「中央公園」、パートナー企業「第一カッター興業」)、ちがさき柳島キャンプ場(正式名称「茅ヶ崎市柳島キャンプ場」、パートナー企業「塚原緑地」)で導入されている。
今回、市営の屋外プール2施設の命名権を取得したハヤシグループ(代表構成団体は(株)ハヤシ、林正洋代表取締役)は、2019年から施設の指定管理者となっている。浜須賀プールは1965年3月に開場し、昨年は1万8537人が、殿山プールは70年に開場し、昨年は8250人が利用するなど、夏季の市民の憩いの場となっている。
特に浜須賀水泳プールは以前から地域住民に「はまぷー」の愛称で親しまれており、愛称の決定に関しては「地元企業として、これまで使われてきた名前を使用していきたい」(同社関係者)として、企業名などは入れずに従来の愛称を踏襲、また殿山プールに関しては「はまぷーと同様に親しまれ定着を図りたい」と「とのぷー」としたという。
命名権料は2施設合計で年額60万円、期間は23年4月1日から28年3月までの5年間。
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