本村八王子神社の境内社「八坂神社」の神輿がこのほど、37年ぶりとなる修復を終え、地域へのお披露目を兼ねた「記念渡御」が6月3日と4日の2日間、行われた。
同神社の神輿は134年前に二宮町で制作されたもの。近年、漆のひび割れや金属部分にサビなどが目立ってきたため、修復されることが決定。昨年夏から、千葉県の神輿専門の工房で作業が進められてきた。
初日の3日には、式典が行われ神社総代の岸保二さんが「鳳凰なども美しく修復したので、ぜひ見てほしい。今日は怪我無く笑顔で追われるようにしよう」とあいさつ。河野太郎デジタル大臣も駆けつけ「おめでとうございます。皆さんが待ち望んだ浜降祭に向けてしっかり準備してください」と祝福した。
この日の午前中は台風2号の影響で激しい雨が打ちつけたが、担ぎ手たちは「どっこい、どっこい」という威勢の良い掛け声を響かせながら地域を練り歩いていた。
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