全国大会個人戦の表彰状を手にする西場さん(左)とペアの下田さん＝西場さん家族提供
８月上旬に神戸市で行われた第40回全日本小学生ソフトテニス選手権大会で、円蔵小学校６年の西場莉夏さんがダブルスの女子個人戦で５位に入賞した。団体戦では３位となり、チームの好成績に貢献した。
都内のテニス教室に所属している西場さんは東京都代表として出場。１９１組によるトーナメントの個人戦で、ペアの下田百花さんと息の合ったプレーをみせ、準々決勝まで進んだ。また、正ペアとは異なるメンバーと臨んだ団体戦では、チーム全員が応援も含めて普段以上に声を掛け合い、勝利を導いた。
西場さんは７月、関東大会の個人戦で優勝。風雨の中での試合となったが、落ち着いてネットプレーを決めるなど最後まで強気に攻め続け、１位に立った。同月中旬の東日本選抜大会でも個人戦３位になった。
「たくさんの大会に出場でき、成績を残せたことは自信にもつながり、とてもいい経験ができた」と西場さん。「自分に足りないところもよく分かったので、今後の練習に生かし、もっと全国で通用する選手になりたい」と向上心を抱く。
全日本大会でベスト８に入ったことで、９月30日と10月１日に広島市で開催されるＪＯＣジュニアオリンピックカップに出場する。「全国の上位にいる選手たちとのプレーを体験して、また次のステップにいけるように頑張りたい」と話す。
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