長寿を願ったり、悪い縁を切るなどの意味がある年越しそば。市内そば店では大みそかに向け、準備が進められている。18店が加盟する茅ヶ崎そば商組合では「地元店の味を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
「年越しそばは日本の伝統。今でも多くの人が大みそかにおそばを食べています」。そう話すのは同組合組合長の戸井田剛さん。
大みそかは普段以上に来店客が訪れるため、組合加盟の各店では店内飲食に限定したり、天ぷらの種類を絞る、店頭販売のみにする、などの対応を決めているという。
すでに加盟店の中には大みそか当日の品書きを店頭に貼るなどの動きも出ており、戸井田さんは「昨年の暮れはコロナ禍が始まって以降では最も忙しかった。今年も同様の混雑が予想されるので、お客様には早く案内したい」と話す。
そして、「加盟店の皆さんは大みそかに笑顔でお客さんをお迎えできるよう頑張ってほしい。地域の皆様には各店が腕によりをかけたそばを味わって新しい年を迎えてもらえたら」と話した。
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