茅ヶ崎地区まちぢから協議会が主催、茅ヶ崎市が協力して市役所分庁舎コミュニティホールで1月14日、「防災”も”まちづくりシンポジウム」が開催された。
茅ヶ崎市では、自助・共助による地域全体の災害対応力の向上を目的に、イベントなどを通じて自治会や各団体が顔見知りとなって、いざという時に連携できるよう「防災”も”まちづくり」と題した取り組みを展開している。今回は茅ヶ崎地区が担当となって実施された。
2部構成の第1部では東京大学教授の加藤孝明さんの基調講演が行われた。講演では、災害時に活用できそうな地区内の企業や店舗、公共施設などを確認しようと、加藤さんと地域住民らが区内を歩いて回るなど3回にわたって開催したワークショップの結果を、当日の録画映像を見ながら報告。調査結果をもとに、地域で進める活動や活動場所についてまとめた「防災”も”まちづくりマップ」も披露された。
第2部では円卓会議を行い、住民同士の助け合いによって防災力を高めていくことについて活発に議論が交わされた。
同協議会の城田禎行会長はシンポジウムを振り返り、「多くの方に参加していただき、各団体、企業を含めた地域の特性について改めて勉強になった。災害時は自分たちの地区だけでなく、他地区の人々の行動も考慮した対応を考えていかなければならないと感じた」と話した。
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