武蔵野美術大学4年生の田嶋小梅さん=人物風土記で紹介=が、茅ヶ崎公園周辺を「防災機能と居場所の融合」をテーマに制作した模型が3月18日(月)から24日(日)まで、クリエイティブスペースハヤシ(中海岸1の4の48)で展示される。
茅ヶ崎で生まれ育った田嶋さんは、同大の建築学科で空間デザインを学ぶ。今回展示されるのは卒業制作として作ったもので「国道134号を地下化して公園エリアを拡大することで街から海へのアクセスを確保」し「残土で公園内にマウンドを作り、バランスよく樹木を配置することで、防砂や津波から住民を守る機能を持たせる」ほか「マウンドからマウンドへと遊歩道を整備することで普段は市民が集い、憩える場所になる」というプランを発想。幅2・1m、奥行き1・6mにもなる模型に落とし込んだ。作品は同大の卒業制作選抜講評会で奨励賞も受賞している。
クラファン実施中
田嶋さんは「卒業制作ということで『弾けた』デザインにしたが、国道134号がまちと海を分断し、防砂林や海が観光資源として活用されていないている現状について、見た人にも考えてもらえたら」と話す。展示に当たっての費用を募るクラウドファンディングも実施中。詳細は上の二次元コードから。
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