湘南夢わくわく公園(中島1451の1)が3月27日(水)、リニューアルオープンを予定している。ユニバーサルデザインの遊具を新設したほか、トイレや駐車場も改めて整備。年齢や障害の有無などに関わらず、誰もが利用できる市内初の「インクルーシブ公園」となる。
同公園は2008年、小出川に面した新湘南バイパス高架下にオープンした。開設から15年が経過し遊具等が老朽化したことから市は、「茅ヶ崎市実施計画2025」の重点戦略の一つである「公園のインクルーシブ遊具、健康遊具の導入」を推進するため、同公園の再整備を決めた。
インクルーシブとは「包摂的」という言葉から取ったもので「あらゆる人が排除されず社会の構成員として支え合う」理念のこと。整備にあたって市は、養護学校や障害者団体の関係者とも意見交換を行い、利用者ニーズを調査してきた。
工事は23年12月に始まり、このほど完了。検査などを経て3月27日にリニューアルオープンする予定。車イスで乗り場まで行けるすべり台付き複合遊具や円盤型と背もたれ付きの3連ブランコ、背もたれ付き回転遊具、車イスでも利用できる砂場など、ユニバーサルデザインの遊具が新たに設置された。
また多目的トイレには大人も利用できる介助用ベッドを設置したほか、車イスでも利用しやすい水飲み器を増設、駐車場も舗装し、車イスユーザー優先のスペース(3台)なども設けている。
市公園緑地課によれば、しろやま公園(浜見平)や下ノ川公園(今宿)にもインクルーシブ遊具が設置されているが、トイレや駐車場などが整備されておらず、市が管理する公園としては初の「インクルーシブ公園」となる。
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