「住んで良かった、通って良かった、訪れてよかった」をスローガンに4月1日、新たなスタートを切った(株)JR横浜湘南シティクリエイト。同社は駅ビル「ラスカ」を運営する湘南ステーションビル(株)と「シァル」を運営する(株)横浜ステーシヨンビルが合併して発足。牽引役には田村修代表取締役社長(56)が就任した。
15駅ビル運営
今回の合併で15店舗の駅ビルを運営、県内全域を網羅した。「地域のお客様に喜んでもらえるような駅ビルでありたい」と力を込める田村社長。1991年に東日本旅客鉄道(株)に入社後、不動産部門をはじめ、エキナカや新規ビジネスを手掛けてきた。「駅ビル事業は1年生みたいなもの。少しでも課題を見つけて新しいことに挑戦したい。2つの会社の強みを生かせば、1+1=2ではなく、3にも4にもなる」と前を向く。
「まちへ行く」感覚で
八王子出身で、高校時代は「駅ビルに行く=まちに行く」という感覚だったという。「(新会社が本社を置く)平塚も似てますね。みなさん『まちに行く』と言う」とほほ笑む。ラスカ平塚は昨年50周年を迎え、今年のリニューアルに向け改装工事が進む。「デベロッパーとしての役割も担うため、地域の方々に喜んでもらえるような店舗にしたい」と意気込む。
「まだ混ざり合わない」
「ラスカ」のロゴは水色で「シァル」は赤。「まだ合併して1カ月、混ざり合っていない状態。これからどのように融合していくのか、別々のカラーでいくのか。お客様と対話しながら考えていきたい」。柔和な表情の中に、確かな決意を感じた。
■(株)JR横浜湘南シティクリエイト/1971年創業/【平塚本社】平塚市代官町1番1号/【電話】0463・22・0236
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