茅ヶ崎市消防本部は、健康保険証と紐づいたマイナンバーカード、いわゆる「マイナ保険証」から傷病者の情報を得て、医療機関への迅速な搬送につなげる実証事業を8月から行う。
総務省が主管する事業。全国67の消防本部で実施しており、神奈川県内では9つの消防本部が参加している。
8月9日から10月9日までの期間で予定しており、市消防の全救急隊が行う。救急搬送時、隊員は傷病者にマイナンバーカードの所持および健康保険証の利用登録の有無を確認。治療歴などの医療情報、服用中の薬などの情報を入手し、傷病者の状態に合った医療機関への早期の搬送につなげていく。
市消防によると、救急時は傷病者やその家族に対し医療情報を聞き取りで確認しているが、容体によっては説明できない場合もあり、正確な情報をつかみにくいことも多かった。「マイナ保険証」を活用することで、情報収集にかかる時間が短縮されるほか、医療機関に到着した後も情報を元に早期に治療が受けられるといった利点がある。
市消防の担当者は「マイナンバーカードの健康保険証の利用登録がまだの人はぜひ済ませてほしい」と話している。
保有枚数率は76%
総務省によると、2024年5月末時点の茅ヶ崎市のマイナンバーカードの保有枚数(現在保有されているカードの枚数)は累計で18万7334枚。人口に対する保有枚数率は76%。
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