茅ヶ崎市は7月5日、2023年に茅ヶ崎市を訪れた観光客は281万2524人で、前年と比べて約59万人の増となった、と発表した。コロナ禍の収束に伴う大型イベントの再開が主な要因となった。
昨年は5月に新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5類に移行したことを受け、多くのイベントが再開された。
同市の「4大まつり」では大岡越前祭に3万5700人(関連イベントの産業フェアは1万人、浄見寺地元まつりは6000人)、湘南祭に12万人、浜降祭に9万5000人、サザンビーチちがさき花火大会には5万人が訪れた。
また、サザンビーチ海水浴場の開設期間に11万8000人が来場。サザンオールスターズが4日間にわたって茅ヶ崎球場でライブを開催するなど、民間の大型イベントもあり、海岸に多くの人流があった。コロナ禍前の19年(約257万人)を上回り、回復傾向が顕著になった。
消費額も大幅増
観光客による消費額は、約63億7500万円。前年比約18億9100万円(142・3%)の増加となり、直近5年間で最高となった。
特に宿泊費は約7億2600万円で前年比約1億7700万円(132・1%)の、飲食費は約40億4800万円で前年比約11億7900万円(約141%)の増加となった。
市産業観光課は「大型イベントの開催や昨年7月に宿泊施設が開業したことで、宿泊数が大きく伸びたこと」などを要因として挙げている。
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