茅ヶ崎ゆかりの人物館(東海岸南6の6の64)で9月29日(日)まで、企画展「茅ヶ崎純水館物語〜糸もつくるが 人もつくる〜」が開催されている。その関連イベント「座繰り体験」が9月7日、同館で行われた。
純水館は現在の茅ケ崎駅北口付近にかつて存在し、世界屈指の技術を誇った製糸工場。この日のイベントは「ゆかりラボ」(専門知識を身につけた市民で構成され同館の学芸員などと調査等を担う)の研究員10人が発表や進行を務めた。
参加したのは小学生から高齢者まで18人。生糸の特徴や養蚕業と純水館の歴史について学んだ後、繭を鍋で茹でて糸を巻き取る「座繰り」に挑戦した。また「検尺器」と呼ばれる生糸の検査に使用された器具を使って、1つの繭から採取できる糸が約1500mになることなども学んだ。
参加した小学1年生と3年生の姉妹は「学校でカイコを育てたので興味があった。どうやって生糸ができるか分かった」とし、ゆかりラボ研究員の女性は「こうした機会を通じて地域の歴史に関心をもってもらえたら」と話していた。
同館の開館日は金、土、日、祝日。午前10時から午後6時(入館は5時30分まで)。観覧料は200円(18歳未満及び高校生以下無料、開高健記念館との共通観覧料300円)。(問)同館【電話】0467・81・5015
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