茅ヶ崎市在住の幼稚園児・竹中湊(みなと)くん(6)が国や地域の国旗や国名、デザインの由来を答える「国旗検定」の1級に初受験で合格した。
5歳で受験
同検定は年に4回、10都市で開催されているもの。選択式の問題と記述問題の全100問で、合格点は80点以上だ。受験時は5歳だった竹中くんは一般検定の年齢に満たないため、親子で協力して解答することができる親子検定で受験。6月8日、東京の会場で父の牧生さんと最も難易度の高い1級に挑んだ。母のあゆみさんは「例年と比較してかなり難易度が上がった」というが、竹中くんは「少しだけ緊張したけれど、簡単だったよ」と自信にあふれた表情で、80点で合格に至った。牧生さんは「ほとんど息子が解答してくれた。成功体験になったのでは」と話した。
きっかけはパズル
去年のクリスマスプレゼントに祖母からもらった世界地図のパズルについていた付録の国旗表が、関心をもったきっかけ。「パズルよりも先に国旗の描かれた付録を読んだ」とにこり。もともと「暗記」が得意な竹中くんは半年あまりで世界中の国旗をすべて覚えた」。あゆみさんが検定に申し込むと、アプリやユーチューブを見てさらに勉強を重ねたという。
竹中君は国旗だけでなく国の形や場所まですべて暗記している。「好きな国旗はケニア。デザインがかっこいいから」
現在は人体や栄養素に興味があるそうで、休みの日に図書館に出かけたり、買ってもらった本で勉強に励んでいる。
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