茅ヶ崎市博物館(茅ヶ崎市堤3786の1)は10月26日、来館10万人を達成した。
10万人目の来館者となったのは同市松風台在住の蔀(しどみ)さん一家。この日は「散歩のついでにふらっと立ち寄った」という。記念として同館のキャラクターグッズなどが贈られると「明るくてとてもきれいな博物館ですね」と笑顔を見せた。
須藤格館長は「開館から2年3カ月で10万人を迎えることができました。ご来館ご利用いただきました皆様に心から感謝申し上げます。今後も茅ヶ崎の自然や歴史・文化について知り、学び、楽しんでいただける展示会やワークショップを開催していきます」と話していた。
同館は、同市中海岸にあった茅ヶ崎市文化資料館を移転・整備するかたちで2022年7月30日に開館した。
稼働48日目の同年10月9日に来館1万人を、23年8月1日には5万人を達成。来館者の割合は市内が6割、市外が4割で、40代以下が半数を占めるなど、子育て世代の家族連れが多いという。
現在、「第35回茅ヶ崎市遺跡展示会」を開催している(12月15日(日)まで)ほか、来年は第二次世界大戦の終戦から80年を迎えることから、1月7日(火)からは企画展「戦中・戦後のくらし」も予定している。
また、下寺尾官衙遺跡群が来年3月に、国指定史跡への指定10周年を迎えるにあたって、展示やワークショップなどを企画している。
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