神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎・寒川版 公開:2024年11月8日 エリアトップへ

茅ヶ崎市在住 内田岬希さん 全日本一輪車で3連覇 弟の侑希さんは1種目で初V

スポーツ

公開:2024年11月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
(上)全日本一輪車競技大会で3連覇を達成し、相棒の一輪車と優勝トロフィーを前に笑顔の岬希さん=10月30日(下)タイヤ乗り30m競技で全日本初優勝を飾った弟の侑希さん=提供
(上)全日本一輪車競技大会で3連覇を達成し、相棒の一輪車と優勝トロフィーを前に笑顔の岬希さん=10月30日(下)タイヤ乗り30m競技で全日本初優勝を飾った弟の侑希さん=提供

 静岡県で10月に行われた全日本一輪車競技大会のトラックレース部門で、東海大学1年の内田岬希さん(19・茅ヶ崎市十間坂)が総合優勝を果たし、3年連続で男子全日本チャンピオンに輝いた。弟でアレセイア湘南高校1年の侑希さん(16)は1種目で初優勝を飾った。

 雨に見舞われた今大会。岬希さんは監督を務める父の重之さんと話し合い、スピードを上げずに安定走行で完走する作戦に打って出た。さらに、雨対策として靴の上から靴下をかぶせるなどの工夫を重ねたという。

 有力選手の雨による落車が相次ぐ中、そうした対策が奏功した。出場した100mスプリント、片足50m、タイヤ乗り30m、400mスプリントの4種目全てで予選を突破すると、決勝では400mで55秒32、100mで12秒46をマークし2種目で優勝、片足走行50mは7秒56、タイヤ乗り30mは6秒89でともに3位に食い込み、総合力の高さを見せつけた。「レースでは選手との駆け引き、せめぎ合いがすごかったが、4種目全てでゴールできたことが今回の勝因になったと思う」と振り返る。

大会前はスランプに

 岬希さんは大会前に体調不良から極度のスランプに陥った。当時を「どう走っていいのかわからなくて」と表すほど自信を失ってしまっていたが、「まずは一旦、ゴールすることを考えよう」と重之さんから提案され、少しずつ「自分の走り」を取り戻していった。決して万全な状態での全日本出場ではなかったが、「速さを求め過ぎると、力んでしまう。今回のように初心に戻ることの大切さを改めて感じた」と岬希さん。その上で「今度は攻めの走りで記録を更新したい。今に満足せず、今年の自分を超える、それが来年の目標」と力強く誓った。

侑希さんタイヤ乗りで力示す

 タイヤ乗り30mを6秒53のタイムで岬希さんより先にゴールに飛び込んだのが弟の侑希さんだった。「タイヤ乗りでなら大人たちに混じっても勝負できると信じ、それ一本に賭けて練習してきた。夢がかなった」と喜び爆発させる。初めて全日本のタイヤ乗りで大人に混じって戦ったのは小学5年生の時。入賞はできなかったが、「あの経験が今回の優勝につながった」と勝因に挙げる。ゴール後、「兄に『すげえ、よくやった』と言われ、とてもうれしかった。支えてくれた父、母にも感謝したい」と口にする。

 今大会は総合4位だったが、「来年は一つでも順位を上げて入賞したい」。一緒に練習する兄の背中を追いかけ、さらなる高みを目指す。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

茅ヶ崎・寒川版のローカルニュース最新6

防具付空手で全国準優勝

深澤菜々美さん(寒川小6年)

防具付空手で全国準優勝

11月8日

SUP世界一を報告

東海岸南在住野村颯さん

SUP世界一を報告

チームリレー1位に

11月8日

うみかぜテラスでけん玉教室

うみかぜテラスでけん玉教室

トップ選手川名さんが指導

11月8日

児童制作の映画上映

児童制作の映画上映

10日 入場無料

11月8日

地元開催に期待込め

SUPジャパンカップ

地元開催に期待込め

11月8日

夜の「えのすい」全館貸切

ユーミーらいふグループ

夜の「えのすい」全館貸切

契約オーナーに感謝

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月19日0:00更新

  • 7月5日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

茅ヶ崎・寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook