球春到来―。本日3月30日(金)から開幕するプロ野球2018年シーズン。開幕直前の3月25日、横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦選手(27)=萩園中学校出身=にプロ4年目となる今季に向けた意気込みを聞いた。
連日の雨による試合中止で、横浜スタジアムで唯一開催のオープン戦となったこの日。晴天のもと試合前練習を行った倉本選手は、開幕を待ち切れないプロ野球ファンが詰めかけたスタジアムで試合に臨んだ。
「試合に出続けて、継続していくことの大切さを改めて実感した」と昨季を振り返る倉本選手。DeNAが19年ぶりの日本シリーズ出場の快挙を成し遂げた中で、倉本選手はチーム唯一の全試合フルイニング出場を達成。1年間一度もショートのポジションを明け渡すことなく守り抜いた。
打撃ではシーズン前半に不振に陥るも、後半にかけて調子を取り戻し、勝負強いバッティングが光った。得点圏打率はセ・リーグ2位の3割4分2厘をマーク。昨季を打率2割6分2厘、50打点で終えた。
今季の目標は「3割打ちたい」と宣言。「昨シーズン後半に良かった打撃の状態を変えることなく、今季に向けた練習を続けている」と言い、オープン戦15試合の打率はチーム1位の打率3割6分4厘。シーズンに向けて準備を整えている。
「前向きに考え守る」
同日に行われたチームの「出陣式」で開幕戦スターティングメンバーが発表され、倉本選手は「9番セカンド」で名を連ねた。阪神タイガースからFAで加入した大和選手がショートとなり、セカンドでの起用が見込まれる。「大和選手の一言一言に重みを感じながらコミュニケーションを取っている。(セカンドは)慣れないところもあるが、前向きに考えてしっかり守っていきたい」と話す。
シーズンオフなどには「しょっちゅう茅ヶ崎に帰っている。リラックスできる地元が好きなので」という倉本選手。地元のファンに向けて「スタジアムに足を運んで頂き、勝利の歓喜をともにできるよう頑張ります」とメッセージを送った。
開幕戦は30日午後6時30分から、横浜スタジアムで東京ヤクルトスワローズと対戦。茅ヶ崎発の”背番号5”が、4年目のシーズンで攻守にわたって飛躍する。
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